C-RAN(Centralized-RAN)のsXGP基地局の提供開始

Baicells Japan株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:孫 立新、以下 Baicells)は、プライベートLTE、sXGP方式の基地局において、新たなラインナップとしてC-RANアーキテクチャーのsXGP基地局を、今年の10月より提供を開始します。C-RANアーキテクチャーにおける、sXGP無線機は、複数の無線送受信装置を一つの無線制御部に収容することにより、複数の無線送受信装置が、あたかも一つの大きなセルとしてエリアを形成します。

現状のお客様の現場で提供されているsXGPのアクセスポイントは、各々の独立した基地局になっており、TDDのLTEとして必要なアップリンク/ダウンリンクの周期を同期するためや、基地局間のハンドオーバーを実現するためのGPS同期が必要とされていました。屋内設置を目的としたsXGPのアクセスポイントは、GPS信号を受信することも容易でなく、その代替としてPTP信号をグランドマスターから取得するなどの大きな投資が必要とされてきました。また、スモールセルの基地局におけるエリア設計は専門的な技術が必要で、基地局を熟知した専門家の基地局設置が必要とされてきました。

今回提供を開始するC-RANアーキテクチャーのsXGP無線機はそのような面倒な設定は不要となり、建物内に設置した複数の無線送受信装置が1つの無線制御部によって全てコントロールされることによって、あたかも建物全体が大きなセルとして通信を実施することを可能とします。TDDのLTEとして必要なGPS信号も、この無線制御部のみに接続することで、全ての無線送受信装置には必要ありません。建物内の面倒なエリア設計も不要で無線機配下のどこでもシームレスにお客様のスマートフォン端末を利用可能とし、お客様の利便性を大幅に向上することが可能となります。

Baicellsはこの無線機を、PHSソリューションからsXGPソリューションへ転換する病院や工場、鉄道会社などのエンタープライズのお客様に弊社代理店から順次提供を開始いたします。当社はアンライセンスモバイルユースのミッションクリティカルなお客様システムをC-RANアーキテクチャーのsXGP無線機でサポートいたします。

 

Baicells C-RAN sXGP無線機 pRU91390

【製品の特徴】

 Baicells のC-RANアーキテクチャーは、無線制御部から光ファイバーにて、RU (Remote Unit) に接続し、RUから最大8台の無線送受信装置を接続可能になります。RUからはPoE+にて、通信と給電をイーサネットケーブル1本で無線送受信装置に提供可能です。

無線制御部は3つのセルを作ることが可能です。1つのセルには、RUを介して32台の無線送受信装置を繋ぐことが可能であり、同時に128台のスマートフォンとの接続を可能とします。3つのセルを合わせると、1つの無線制御部で384台のスマートフォンの通信を可能とします。

【利用イメージ】

複数の無線送受信装置で大きな1つのセルを構築することによって、建物内で移動しながらシームレスにスマートフォンを利用することが可能になります。廊下の長いエントランスや上下に入り組んだ建物でも通話が途切れることなく、利用者の利便性を向上することが可能になります。

【BaicellsのsXGP技術について】

sXGPは誰でも利用できるLTE無線方式として、2018年よりBaicellsが国内で最初にsXGP規格に適合したpBS1109無線機の販売開始しました。1.9G Hz帯を利用するsXGP方式は免許のいらない画期的なL T E通信方式としてデビューしましたが、利用する周波数帯が免許不要の構内PHSと同じ周波数のため、PHSの置き換えとして多方面にて検討されて参りましたが、構内PHSと同時利用ができないことが大きな課題となっておりました。

昨年末より今まで公衆PHSが利用しておりました周波数帯でも利用が可能なため、構内PHSを利用しながらも、同時に利用が可能となりました。

BaicellsのC-RANソリューションは、pBS1109と同じsXGP技術を製品化し、お客様のニーズによって、更に導入しやすい製品として提案してまいります。

BaicellsはこのsXGP製品とともに、オンプレミスなEPCや課金不要のホワイトSIMカードなども同時に提供してまいります。End to Endのプライベートモバイルソリューションをお客様一人ひとりに合った形で提案してまいります。

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