sXGP C-RAN VoLTEソリューション
ハイライト
「集中型無線アクセスネットワーク」を意味する英語 「Centralized Radio Access Network」C-RANアーキテクチャーにおける、sXGP無線機になります。複数の無線送受信装置を一つの無線制御部に収容することにより、複数の無線送受信装置が、あたかも一つの大きなセルとしてエリアを形成します。Baicells のC-RANアーキテクチャーは、無線制御部から光ファイバーにて、RU (Remote Unit) に接続し、RUから最大8台の無線送受信装置を接続可能になります。RUからはPoE+にて、通信と給電をイーサネットケーブル1本で無線送受信装置に提供可能です。
- 3GPPで標準化された1.9GHz帯(Band39:1880~1920MHz)を使用するTD-LTE方式に準拠した、免許不要の無線機
- 通信方式は、下りOFDMA(直交周波数分割多元接続)、上りSC-FDMA(シングルキャリア周波数分割多元接続)を採用した時分割多重・多元接続による複信方式であり、データ通信を行う場合、占有周波数帯幅5MHzで10Mbps以上の高速通信が可能
- 既存システム(PHS,DECT)との周波数共用を図るためには、チャネル幅は3GPP規格の5MHz幅を採用
- 空中線電力は、屋内利用環境において通信距離として20~50m程度を確保するため、最大100~200mWとする
- 同一周波数帯を共用する自営PHS方式及びDECT方式の通話チャネル、自営PHS方式の制御チャネルを保護するため、キャリアセンス機能を実装
利用シーン
sXGPの屋内ソリューションに最適です。複数のアクセスポイントを配置し、そのアクセスポイントは一つの大きなセルになることによって、ハンドオーバーや干渉対策というエリア設計から解放されます。PHSに代わる音声をメインに求められるエンタープライズユーザーに最適なソリューションをお届けします。